- リストカット(手首自傷症候群)
リストカットとは、自分を傷つける自傷行為の中でも、特に“手首”を切る自傷行為(自己の身体を傷つける行為)のこと。中でも刃物で手首を切る(傷つける)行為が最も多い。
リストカットに付随する症状としては、神経症・摂食障害・薬物依存・引きこもり・性的逸脱・うつ病などがあります。調査によると男女比は2対8くらいの割合だといいます。特に10代~20代の若い女性で、どちらかといえば未婚の女性に多く見られます。
リストカットは多くの場合、自殺しようとしているのではなく、むしろ生きている証として行なう行為だとされています。傷のほとんどは手首の内側で数回試みた傷が多く、手首の他には、腕・首・足などを切る場合もあります。
リストカットは繰り返されることが多いため、習慣化する傾向があるようですが、自殺にまで至るケースは少ないですが、まれに、動脈まで切ってしまい、大変なことになる場合もあります。
- 自己予防
リストカットする代わりに、赤のマジックで手首にラインをひく。
氷の塊を手に持つ(痛みを得ますが、身体は傷つけません。)
紙を破る
皿を割る
これらは、あくまでも自傷をしそうになった時の応急手段です