- 先端恐怖症
箸先、針、ペン先、爪楊枝、串先等の先端が尖っている物を見ると、恐怖感に襲われたり、動悸がします。
症状が悪化すると、タンスの角や建物の角などが目に入るだけでも恐怖感が起こり、動悸や体が震えてきます。重症の場合には、パニック発作(強いストレスにより、動悸、息切れ、呼吸困難、めまい、冷や汗が出て、強烈な不安感に襲われます。「倒れて死ぬのではないか」と思うほどの恐怖感に襲われます)を起こす人もあります。
このような症状は、行動の制限が多くなり、日常生活にまで支障をきたしてしまうことになります。
原因にもよりますが、ほとんどのケースで 「先端恐怖症」は、2、3回のカウンセリングで問題がなくなるケースが多いです。